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KYOTO TURF 2200m G2 — 2026 PREVIEW
2026年 G2京都新聞杯
過 去 10 年 デ ー タ 分 析 予 想
2026年5月10日(日) 京都 芝 2200m 別定 G2

展開予測と総評

京都芝2200外回りはコース固有の特徴として「3角下りからの早めスパート→4角ロングスパート」が決まりやすい持続力勝負の舞台。枠順確定により、逃げ候補のステラスペース(7枠14番)とキンググローリー(6枠12番)が外目に入り、内から出していくのに労力を要する構造に。一方で先行型のエムズビギン(1枠2番)が内枠から楽に好位を取れる構図のため、流れはさらに緩む可能性が高い。展開はスロー優勢に上方修正し、想定確率はスロー55%/ミドル35%/ハイ10%。3角下りで動ける馬と4角からのロングスパートに対応できる馬が浮上する構図となる。

過去10年の傾向では「上がり3F1位馬の複勝率69.2%」という決定的データがあり、ロングスパート展開でも最後の3Fをまとめられる末脚タイプが軸となる。一方で「関東馬0-0-0-6」は重い壁で、本命ベレシートが入った8枠も複勝率18.2%の苦戦傾向枠。ただし馬番15番自体は過去複勝率50%(参考値)と数字は悪くなく、長い直線で外枠デメリットは緩和される見込み。中位人気の妙味馬(▲アクセス・☆サヴォアフェール・注ラディアントスター)と組み合わせて配当を狙いたい一戦。

本 命
本 命
ベレシート
8枠15番 / 3歳牡 / 北村友一 / 栗東・斉藤崇史 / 父エピファネイア
芝3戦オール連対 G3で末脚3F最速級 関西馬 ロングスパート適性
脚質:差 過去3走平均通過:8-8-8 最速上り:33.0 上がり3位以内:3/3走
本命の根拠は能力クラス群とコース馬場群の二群で頭ひとつ抜けている点。前走共同通信杯(G3)で勝ち馬と同タイム2着、上がり33秒0は出走馬中最速で、メンバーレベルの違いを示した。3戦すべて芝で連対しており「キャリア3戦以上+芝複勝率60%以上」の本レース必勝条件をクリア。父エピファネイアはシンボリクリスエス系で京都外回り2200の持続戦と相性抜群、母クロノジェネシスを彷彿とさせる血統背景も心強い。展開面でも8-8-8の中団差しは京都外回りで最も決まりやすいポジションで、過去10年「中団・上がり3F上位」の好走パターンに合致。8枠は過去10年複勝率18.2%とやや苦戦傾向だが、中団差し脚質と京都外回りの長い直線(404m)でデメリットは大幅に緩和される。最終追い切りは終い2F11秒5-1F11秒3を僚馬と併入し動きは前走時並みを維持。 ⚠ 中3か月の久々で初の2200m。8枠の外目入りで内回りなら割引必要だが、京都外回りなら影響限定的
推 奨 5 頭
対 抗 エムズビギン
1枠2番 / 3歳牡 / 川田将雅 / 栗東・友道康夫 / 父キタサンブラック
きさらぎ賞2着 SS系直系 川田継続騎乗 内枠×先行
脚質:先 前走通過:2-2 前走上り:33.5
本命との差は展開適合と距離経験の2点。前走きさらぎ賞(G3)は2-2の積極策から33秒5でまとめ、勝ち馬と同タイム2着は出色の内容。父キタサンブラック→ブラックタイドはサンデーサイレンス系直系で、本レース過去最頻の好走血統に該当。前走人気2着・前走G3組という鉄板パターン2条件をクリアし、川田騎手の継続騎乗も継続性の評価点。1週前追い切りでは7F96秒3-終い10秒8の自己更新級と仕上がりは万全。1枠2番は枠としては苦戦傾向(複勝率15.4%)だが、馬番2番自体は過去10年複勝率30.0%と好実績で、川田騎手の積極策で内のロスなく好位を取れる構図はプラス。本命より展開適合がやや優位だが、能力指数・コース実績で一歩譲る評価。 ⚠ 前走から3か月の休養明け+初の京都外回り2200で距離経験ゼロ。1枠で包まれるリスクも
単 穴 アクセス
8枠16番 / 3歳牡 / 岩田望来 / 栗東・上村洋行 / 父キセキ
京都新馬1着 追い切り自己ベスト 8番人気級妙味
脚質:中 前走通過:8-9-7-8 前走上り:34.7
上位2頭との差はクラス実績だが、それを補うコース適性と妙味で単穴指名。新馬戦は当該舞台と同じ京都芝2000で5番手から差し切り勝ち、3戦目の京成杯(G3)は中山の流れで0.6秒差9着なら参考程度。父キセキ→ルーラーシップ系は京都長距離でロングスパート適性が高く、当コース産駒複勝率もメンバー上位級。最終追い切り6F82秒7・1F11秒2は自己ベスト級で、岩田望来騎手の2週続けての追い切り騎乗は陣営の意欲を示す。8枠16番は枠としては苦戦傾向で展開適合スコアを下方修正したが、想定オッズ8番人気台でvalue_score 1.20と妙味は大きい。 ⚠ 重賞での実績はゼロ。8枠16番の大外で4角まで外々を回るコーナーロスが懸念点
連 下 カフジエメンタール
5枠9番 / 3歳牡 / 吉村誠之助 / 栗東・矢作芳人 / 父ポエティックフレア
毎日杯3着 先行持続
脚質:先 前走通過:3-3 前走上り:33.8
前走毎日杯(G3)3着で、前走3-3の好位から33秒8をまとめた持続型。本レース「前走G3組」の鉄板パターンに該当し、馬場適性と展開適合の両群で平均超え。最終追い切り終い2F12秒8-1F11秒8で末脚を発揮しており仕上がりも十分。ただ、前走上位2頭と比べると能力指数で一歩譲り、騎手乗り替わり(坂井→吉村誠之助)が当コース実績差で減点要素。連下までの評価。 ⚠ 主戦坂井から吉村誠之助への乗り替わり。前任との重賞コース実績差で-0.03減点
連 下 バドリナート
4枠8番 / 3歳牡 / 坂井瑠星 / 栗東・松永幹夫 / 父コントレイル
萩S勝ち SS系直系
脚質:先 前走通過:3-3-4-4 前走上り:35.2
昨年萩ステークス(L)勝ちで、前走ホープフルS(G1)で5着と能力ベースは確か。父コントレイルはディープインパクト系の代表産駒で、京都外回り適性は血統的に裏付けあり。ただ4か月半の休み明けで、最終追い切りは末脚に切れ味を欠き「使える脚が限られそう」との評価。前走比馬体重未確定で「久々で予測困難」のためuncertaintyを加算した結果、能力ベースは上位だが状態面で評価を抑える。 ⚠ 4か月半の休み明け。ロングスパート舞台で末脚のキレ不足が懸念される
穴 馬 サヴォアフェール
5枠10番 / 3歳牡 / 松山弘平 / 栗東・杉山晴紀 / 父エピファネイア
若葉S3着 エピファネイア産駒 想定4-5番人気妙味
脚質:差 前走通過:9-9-10-8 前走上り:33.9
overlay_ratio 1.20 で穴馬指名。前走若葉S(L)は10-8の後方から33秒9にまとめ3着、内容は出色。父エピファネイアは本命ベレシートと同じシンボリクリスエス系で京都外回り適性あり。差し脚質は本命同様にロングスパート展開でハマる可能性。最終追い切り全体53秒5は自己ベストで、松山騎手は前走に続いての継続騎乗。前走若葉S2着のジューンテイクが昨年京都新聞杯を勝っており、同コース・同距離経験のあるルートからの参戦は地味ながら有力ファクター。 ⚠ 全体時計はメンバー中地味で、上位2頭とは能力指数で1枚下
隠 れ た 穴 馬
押 さ え
ラディアントスター
3枠6番 / 3歳牡 / 池添謙一 / 美浦・林徹 / 父サトノアラジン
脚質:先〜中 前走通過:2-2-2-2 前走上り:35.2 過去最速上り:34.7
単体分析
前走中山1勝クラスで2-2-2-2の好位押し切りを決め、最終追い切りも美浦W6F83秒1-上がり10秒9の終いキレ。父サトノアラジン(ディープインパクト系)×母父Blameは京都外回り2200のロングスパート適性に直結する血統で、未経験距離でも対応力が高い。3枠6番という枠順は過去10年の馬番別データで馬番6が勝率20.0%・複勝率30.0%(出走馬中第3位の好データ)と相性良好。
コンボ分析(異因子群)
能力クラス群(前走1勝クラス1着+自己最高クラス勝ち)×コース馬場群(ディープインパクト系×外回り長距離×馬番6番好実績)×状態追切群(追い切り自己ベスト級)の3群でプラス要素が重なる。一方で関東馬として騎手厩舎群はマイナス。それでもコース馬場群と状態追切群で複数のプラス要素が積み重なる構図。
クロス分析(全馬横断・overlay根拠)
関東馬全滅(0-0-0-6)データを背景に想定9番人気と低評価だが、前走内容と血統のロングスパート適性、馬番6の好データを考えるとモデル評価は7番人気級で妥当。overlay_ratio 1.18 で妙味枠の押さえ筆頭。枠順確定で評価をやや上方修正。
⚠ 美浦所属の関東馬(過去10年0-0-0-6)。データ的には大きなマイナス。距離未経験の延長戦で、母系のスタミナ要素と馬番6好実績に賭ける形
コ ン ボ ・ ク ロ ス 分 析
因子群ごとに各馬を評価し、異因子群の組み合わせで重なりがある馬を抽出する。同因子群内(脚質×通過位置×コースバイアスなど)の二重計上は避ける。
能力クラス群:前走重賞・準重賞組
本レースは前走G2・G3組と前走1勝クラス勝ちが中心。今年は前走重賞ベレシート(共同通信杯2着)・エムズビギン(きさらぎ賞2着)・カフジエメンタール(毎日杯3着)の3頭が能力上位。
展開適合群:中団〜後方差し優位
スロー〜ミドル予測の中、過去10年で「中団勝率13.5%・複勝率30.8%」が脚質別トップ。中団差しタイプはベレシート・サヴォアフェール・アクセス。先行押し切りはエムズビギン・カフジエメンタールの瞬発力依存。
状態追切群:仕上がり良好組
追い切り評価Sのエムズビギン、評価Aのアクセス・カフジエメンタール・ティラーノ・ラディアントスターが該当。本命ベレシートは評価Bだが負荷を掛けた前週で内容十分。
コンボ(能力×展開)
ベレシートが能力(G3で33.0の上がり最速)×展開(中団差しが本コース最多好走パターン)の二重優位。エムズビギンは能力○・展開△で先行馬残り勝負への対応力が問われる。
コンボ(展開×状態)
アクセスは展開(中団8番手前後)×状態(追い切り自己ベスト+騎手2週連続騎乗の意欲)の重なり。サヴォアフェールも展開(後方差し)×状態(自己ベスト追い切り)でプラス要素が複数重なる。
CROSS 全馬横断・overlay
想定オッズ別overlay:◎ベレシート(⑮)0.93(やや過剰)/ ○エムズビギン(②)1.08 / ▲アクセス(⑯)1.18(妙味・8枠16番分やや下方修正)/ △カフジエメンタール(⑨)0.98 / △バドリナート(⑧)1.05 / ☆サヴォアフェール(⑩)1.20(妙味)/ 注ラディアントスター(⑥)1.20(妙味・馬番6好実績で上方修正)。妙味は中位人気の▲☆注に集中している構図。
過 去 デ ー タ 表

人気別成績(過去10年)

人気着別度数勝率複勝率
1番人気2-2-0-620.0%40.0%
2番人気2-2-2-420.0%60.0%
3番人気1-2-0-710.0%30.0%
4-5番人気2-1-3-1410.0%30.0%
6-9番人気2-1-5-315.1%20.5%
10番人気以下1-1-0-432.2%4.4%

枠番別成績(過去10年)

着別度数勝率複勝率
2枠3-0-1-1021.4%28.6%
3枠0-3-1-120.0%25.0%
5枠2-1-0-1610.5%15.8%
7枠3-2-2-1414.3%33.3%
1枠1-1-0-117.7%15.4%
8枠1-0-3-184.5%18.2%

脚質・上がり別成績(過去10年)

区分着別度数勝率複勝率
逃げ0-2-1-70.0%30.0%
先行2-4-3-285.4%24.3%
中団7-4-5-3613.5%30.8%
後方1-0-1-392.4%4.9%
上がり3F1位5-2-2-438.5%69.2%
上がり3F2位3-0-2-433.3%55.6%
上がり3F4-5位1-5-2-134.8%38.1%
上がり3F6位以下1-1-2-831.1%4.6%

所属別成績(過去10年)

所属着別度数勝率複勝率
関西馬10-10-10-1077.3%21.9%
関東馬0-0-0-40.0%0.0%

キャリア別成績(過去10年)

キャリア着別度数勝率複勝率
2戦0-1-1-110.0%15.4%
3戦2-3-2-188.0%28.0%
4戦2-1-1-189.1%18.2%
5戦3-0-4-1712.5%29.2%
6戦0-2-2-170.0%19.0%
8戦3-2-0-530.0%50.0%

前走クラス別成績(過去10年)

前走クラス着別度数勝率複勝率
1勝クラス5-7-5-477.8%26.6%
G33-0-3-1315.8%31.6%
G20-1-1-40.0%33.3%
OP(L)1-0-0-614.3%14.3%
未勝利0-1-0-250.0%3.8%
G11-0-0-109.1%9.1%
キ ー フ ァ ク タ ー
① 上がり3F1位馬の絶対優位(複勝率69.2%)
過去10年で上がり3F1位 5-2-2-4/勝率38.5%/複勝率69.2% 上がり3F1〜3位までで勝率の70%以上を占める
京都新聞杯はスロー〜ミドルからのロングスパート展開が定番化しており、最後の3Fをまとめられる馬が圧倒的に強い。今年の出走馬で前走上がり3F最速か上位を経験しているのは、ベレシート(共同通信杯33.0・3F最速級)、エムズビギン(きさらぎ賞33.5・3F1位)、サヴォアフェール(若葉S33.9・3F2位)、アクセス(新馬戦での末脚実績)。この4頭が末脚条件を満たすコア馬。
② 関西馬絶対優位+関東馬全滅(0-0-0-6)
関西馬:10-10-10-107/勝率7.3%/複勝率21.9% 関東馬:0-0-0-6/勝率0.0%/複勝率0.0%
過去10年で関東馬は3着以内ゼロ。輸送負担と京都外回りへの慣れの差が影響している。今年の出走馬では美浦所属がキンググローリー・ステラスペース・ティラーノ・ブリガンティン・ラディアントスターの5頭。原則的にこれら5頭は印を抑えるべきだが、ラディアントスターのみ前走内容と血統適性で例外的に押さえ評価。
③ 前走重賞組+前走1勝クラス勝ち上がりの2大ルート
前走G3:3-0-3-13/勝率15.8%/複勝率31.6% 前走1勝クラス:5-7-5-47/勝率7.8%/複勝率26.6%
本レースの好走パターンは「前走G3で4-6着級から巻き返す馬」と「前走1勝クラス1-2着で勢いそのままに昇格する馬」の二系統。今年の前走G3組はベレシート・エムズビギン・カフジエメンタール・バドリナート(前走G1ホープフルS)。前走1勝クラス勝ち組はコンジェスタス・キンググローリー・ラディアントスター。両ルートからのコア馬を組み合わせる買い目が王道。
買 い 目
本 命
⑮ベレシート
対 抗
②エムズビギン
単 穴
⑯アクセス
連 下
⑨カフジエメンタール
連 下
⑧バドリナート
穴 馬
⑩サヴォアフェール
押さえ
⑥ラディアントスター
ワイド   
三連複     +保険:(穴馬保険枠)
三連単 本線   波乱  (◎崩れシナリオ)
本命ベレシート(⑮)はchance_score最上位だが想定1番人気(単勝2.5倍)でoverlay_ratioは1.0未満。妙味は中位人気の▲アクセス(⑯)・☆サヴォアフェール(⑩)・注ラディアントスター(⑥)に集中するため、これらを軸候補2列目・3列目に厚く配置する。三連単は◎本線をベースに、本命崩れシナリオとして○▲が逆転する2点を波乱枠で押さえる。三連複は◎軸固定で対抗以下の組み合わせを面で買い、保険枠で△連下も拾う構成。8枠2頭並び(⑮⑯)の出方次第で展開が変わるので、対抗エムズビギン(②)の内逃げ・好位取りに左右される構図。
結 論

結論

本命はベレシート(8枠15番)。共同通信杯33.0の上がり最速、過去10年複勝率69.2%の「上がり3F1位」条件と京都外回り適性の高いエピファネイア産駒という二重優位で軸が安定。8枠は苦戦傾向だが、中団差し脚質と京都外回りの長い直線でデメリットは限定的。対抗エムズビギン(1枠2番)は前走きさらぎ賞2着+父キタサンブラックのSS系直系で、川田継続騎乗+内枠先行で楽な好位取りが期待できる。妙味枠は▲アクセス(8枠16番でoverlay 1.20)と☆サヴォアフェール(5枠10番でoverlay 1.20)の中位人気。穴馬該当の注ラディアントスター(3枠6番)は関東馬不利のデータを踏まえても、馬番6の好実績(複勝率30%)と血統適性で押さえ価値あり。展開は枠順確定でスロー優勢が強まり、上がり3F上位を出せる馬を中心に買いたい。

2026 KYOTO SHIMBUN HAI G2 過去10年データ分析予想