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KAWASAKI DIRT 2100m JPN1 — 2026 SPRING CLASSIC
2026年 Jpn1 川崎記念
過 去 10 年 デ ー タ 分 析 予 想
2026年4月13日(日) 川崎競馬場・ダート2100m 別定 Jpn1
KAWASAKI
展 開 予 測 / 総 評
■ ペース予測・展開分布
スロー 19% ミドル 28% ハイ 53%
今春の川崎記念はハイペース寄りの展開が濃厚だ。カゼノランナー・ホウオウビスケッツ・グリューヴルムと逃げ先行候補が複数揃い、前半から先行争いが激化するシナリオが最有力。PPI算出では62前後に達し、川崎ダ2100mの小回り・4コーナー4回というコース形状でも前半の消耗は避けられない見通しだ。

コース固有の先行有利バイアスは存在するものの、当日ペース予測(fast53%)を優先し、展開分析では中団好位からの差し組が有利と判断する。course_bias=先行よりも当日ペース予測を重視する理由は前半500m平均30.9秒という過去実績にある。ハイペースになった年(2020・2021・2022等)では逃げ先行馬の末脚が削られ、中後方からの差し馬が台頭している。

本命は昨年川崎記念2着・東京大賞典制覇のディクテオン。大井所属で川崎コースの熟知度に優れ、矢野貴之騎手との息の合ったコンビが強み。対抗はJpnI複数好走のアウトレンジ。差し有利の展開でも好位につけられる脚質が魅力。牝馬テンカジョウは2kg減の恩恵+川崎エンプレス杯1着実績を引き提げた台風の目だ。
◎ 本 命
本 命
ディクテオン
セン8齢 / 矢野貴之 / 荒山勝徳厩舎(大井) / キングカメハメハ産駒
川崎記念2着実績 東京大賞典制覇 地元大井所属 中後方差し型
能力クラス群・コース馬場群の2軸で出走馬中最高スコアを記録。東京大賞典(2025年)でタイム指数112をマークし、GI頂点の実力を証明済みだ。昨年の川崎記念では0.1差2着と好走しており、川崎2100mへの適性は実証済み。中後方からの差し脚を活かす戦法は今年のハイペース展開で最大限に活きる。前走2025年12月29日の東京大賞典1着から約3.5ヶ月。追い切りは小林牧場6F81.0-3F37.1(A評価)。テンから緩めずメリハリある内容で調教師コメントも「活気があり仕上がり良好」と好感触。矢野貴之との連続騎乗で意思疎通も万全。大井所属の地方馬として川崎コースを熟知する地の利も無視できない。 ⚠ 8歳セン馬の加齢リスク・休み明け3.5ヶ月の体調維持が不安要素。また昨年2着止まりのコース実績であり、今年は頭数・メンバー構成ともに変動している点も頭に入れたい。
chance_score
0.804
脚質:中(後方差し) avg_pos:8-8-5-5 最速上がり:38.2 model勝率:26% fair odds:3.85倍 overlay:1.18(妙味あり)
推 奨 馬
対 抗
アウトレンジ
牡6齢 / 坂井瑠星 / 大久保龍志厩舎(栗東) / レガーロ産駒
帝王賞2着 好位差し型
chance_scoreは2位(0.740)でディクテオンとの差は0.064。帝王賞2着・東京大賞典3着とJpnI/GI上位実績が豊富だが、川崎初コースと休み明け3.5ヶ月が本命に及ばない理由。好位(3〜5番手)につける脚質はVゾーン(3〜6番手=25〜55%tile)と合致し展開面は許容範囲だ。追い切りA評価・坂路50.5-37.1と仕上がりは万全。坂井瑠星騎手の冷静なペース判断に期待する。 ⚠ 川崎ダート初コース・休み明け明け105日の長期休養明け。本来の力が出せるかは当日の気配次第。
脚質:中(好位差し)avg_pos:3-3-4-4overlay:0.94(過剰人気)
単 穴
テンカジョウ
牝5齢 / 松山弘平 / 岡田稲男厩舎(栗東) / サンダースノー産駒
川崎エンプレス杯1着 牝馬2kg減
chance_score3位(0.674)。アウトレンジより下位の理由は前走クラス(JpnIII)とJpnI混合実績の乏しさだ。しかし川崎2100mのエンプレス杯1着(牝馬限定)はコース適性の高さを示す。55kg(2kg減)という軽量は同コース・同距離でのスタミナ温存に有利。追い切り栗東坂路5F65.3-1F11.9(A評価)で終い上々の評価も好印象。松山弘平との信頼コンビで地力を発揮したい。 ⚠ 牝馬×混合JpnI初挑戦。先行策を取った場合の消耗リスクと、牡馬との体力差がハイペース展開でどう影響するか。
脚質:中(好位差し)斤量55kgoverlay:1.16(妙味あり)
連 下
セラフィックコール
牡6齢 / 吉原寛人 / 内田勝義厩舎(川崎) / ヘニーヒューズ産駒
川崎転入・地元の利 追切S評価
chance_score4位(0.680)で▲テンカジョウとの差は0.006(タイブレーク適用)。model_place_probはテンカジョウ0.38対セラフィック0.34でテンカジョウ優先。追い切りS評価「転入後更に良化気配」は魅力で、川崎転入による地元一戦への仕上げは本物だ。吉原寛人の地元川崎での好成績も後押しする。ただしチャンピオンズCでの凡走が続く近走のGI実績は割り引きが必要。 ⚠ 先行策がハイペースに巻き込まれた場合の失速リスク。GI・JpnIでの実績がGII・GIIIより見劣る点も気になる。
脚質:先(好位差し)川崎所属転入overlay:1.13
穴 馬
ホウオウルーレット
牡7齢 / 岩田康誠 / 栗田徹厩舎(美浦) / ロージズインメイ産駒
浦和記念1着 シリウスS1着 後方一気
value_score=0.210(overlay_ratio=1.21)で☆条件を全充足。chance_score5位(0.657)だが市場の12.0倍はモデル評価(fair_odds=12.5)より安く、妙味は本物だ。東京大賞典5着(GI・タイム指数101)・浦和記念1着・シリウスS1着と後方差しスタイルでの重賞実績は確か。ハイペース展開でこそ後方からの脚が最大限に活きる。追い切り7ハロン追いで「馬体の迫力満点」の評価も有望。追い切りは美浦W6F87.1-3F40.0(A評価)。 ⚠ 後方待機から4角70%tile超の位置取りになると届かないリスクあり。川崎の小回りコースで後方からの差しがどこまで通用するか。上がり3位以内実績(シリウスS上がり36.4等)があり穴の可能性は維持。
脚質:差(後方差し)avg_pos:10-9-8-7overlay:1.21
隠 れ た 穴 馬(注)
押 さ え
ドゥラエレーデ
牡6齢 / 野畑凌 / 藤田輝信厩舎(大井) / ドゥラメンテ産駒
単体分析
過去実績:チャンピオンズC3着(GI・2024年)、東京大賞典3着(GI・2023年)。ピーク時のGIダート実績は確かで、本来の力が発揮されればJpnI水準に到達できる。川崎2100mも2024川崎記念5着で経験済み。近走は芝路線(鳴尾記念等)で不振だったが、ダート路線回帰で本領発揮の可能性がある。
コンボ分析(コース適性 × 展開適合)
好位(3-3-3-3)のポジション取りは川崎の小回りコースに最適で、Vゾーン(3〜6番手=25〜55%tile・11頭立て)入線が確実視される。コース馬場群スコアも川崎・大井実績から0.70と高い。ハイペースでも好位からしっかり付いていける持続力がプラスに働く。
クロス分析(全6因子群・overlay根拠)
overlay_ratio=1.303(value_score=0.303)と全馬中最大の妙味を示す。市場オッズ18.8倍に対しモデル評価はfair_odds=18.2倍と拮抗しており、市場はやや過小評価している。近走の芝路線凡走で人気を落としているが、ダート回帰+川崎経験の要素が評価されていない可能性がある。6因子群では能力クラス群の近走低調のみがネックで、それ以外は中程度以上の評価を保つ。
⚠ 近走(鳴尾記念14着・みやこS5着等)の低調な成績が続いており、復活の根拠が追い切りのみに依存する点が不安。大井所属転入後の状態確認が重要。野畑凌騎手はドゥラエレーデとの初コンビ。
コ ン ボ ・ ク ロ ス 分 析
ハイペース展開(fast53%)を前提とした因子群クロスで、差し・好位組の複合優位を確認する。単因子での評価に留まらず、異なる評価軸が重なる馬を浮き彫りにする。
能力クラス群:GI/JpnI実績
ディクテオン(東京大賞典1着GI)、アウトレンジ(帝王賞2着JpnI)が2強。テンカジョウはJpnIII水準で一段落ちるが、軽量55kgの補正で能力差が一部相殺される可能性がある。
展開適合群:ハイペース×差し脚質
fast53%でディクテオン(中後方)・ホウオウルーレット(後方)が展開面で有利。先行候補カゼノランナー・ホウオウビスケッツの展開不利シナリオは必ず念頭に置く。先行3頭以上でカゼノランナーが想定人気4番人気とあり、展開不利シナリオは十分に警戒。
コンボ(能力クラス × 川崎コース適性)
ディクテオンは2軸で突出(GI制覇+川崎2着)。アウトレンジは能力は高いがコース経験がゼロ(川崎初)。コース×能力の掛け算でディクテオンが頭一つ抜けた評価になる。
コンボ(展開適合 × 状態追切)
セラフィックコール(追切S評価・展開適合中程度)とホウオウルーレット(追切A評価・展開適合◎)の2頭が展開×状態のダブル基準を満たす。特にセラフィックコールの川崎転入後の良化コメントは注目だ。
クロス分析(全6因子群・overlay含む)
能力クラス・展開適合・状態追切・コース馬場・騎手厩舎・妙味の6因子群クロスでは、◎ディクテオンが最高加重スコア(6群中5群で中位以上・コース馬場群◎)。次点は○アウトレンジ(4群優位・川崎コース経験のみ×)。▲テンカジョウは騎手厩舎・コース適性が◎だが能力クラス群が対抗以下となる。overlay_ratio:◎ 1.18(妙味あり)/ ○ 0.94(過剰人気注意)/ ▲ 1.16(妙味あり)/ △ 1.13 / ☆ 1.21(最大妙味)。○アウトレンジの過剰人気は要注意で、単勝軸は◎一本が最適解と判断する。
過 去 デ ー タ 統 計
人 気 別 成 績(過去10年)
人気着別度数勝率複勝率
1番人気4-4-1-1/1040.0%90.0%
2番人気1-1-1-7/1010.0%30.0%
3番人気2-0-5-3/1020.0%70.0%
4番人気1-1-1-7/1010.0%30.0%
5番人気1-1-1-7/1010.0%30.0%
6番人気以下1-3-1-25/303.3%16.7%
枠 番 別 成 績(過去10年)
枠番着別度数勝率複勝率
1枠1-2-1-6/1010.0%40.0%
2枠0-1-1-8/100.0%20.0%
3枠1-1-1-7/1010.0%30.0%
4枠0-0-3-7/100.0%30.0%
5枠1-1-2-6/1010.0%40.0%
6枠★3-0-1-6/1030.0%40.0%
7枠1-4-1-4/1010.0%60.0%
8枠★3-1-0-6/1030.0%40.0%
馬 番 別 成 績(過去10年)
馬番帯着別度数勝率複勝率
1〜3番2-3-2-23/306.7%23.3%
4〜6番2-2-4-22/306.7%26.7%
7〜9番4-4-2-20/3013.3%33.3%
10〜12番★2-1-2-5/1020.0%50.0%
▲ 参考値(N<30・10〜12番は出走頭数による変動あり)
年 齢・性 別・所 属(過去10年)
区分1着2着3着
5歳412
7歳422
6歳151
4歳014
8歳以上111
牡・セン1098
牝馬012
JRA所属8710
地方所属230
前 走 レ ー ス 別(過去10年)
前走レース1着2着3着
東京大賞典451
チャンピオンズC211
報知オールスター杯120
名古屋グランプリ103
フェブラリーS101
△ 参考値のみ(N<10・数値断言不可)
ダイオライト記念010
佐賀記念・浦和記念他012
前 走 ク ラ ス・距 離 別(過去10年)
前走クラス1着2着3着
G1(GI)763
Jpn2(JpnII)114
Jpn3(JpnIII)010
△ 参考値のみ(N<10・数値断言不可)
前走距離1着2着3着
ダ2000m463
ダ1800m313
ダ2100m120
前 走 着 順・人 気(過去10年)
前走着順1着2着3着
前走1着326
前走2着411
前走3着131
前走4着140
前走人気1着2着3着
前走1番人気444
前走2番人気123
前走6番人気以下220
タ イ ム・ペ ー ス 傾 向(過去10年)
馬場勝時計前500m前1100m上り3F
20252:18.031.673.838.2
20242:15.530.769.739.9
20232:16.030.669.840.1
20222:14.931.170.438.9
20212:14.931.171.737.5
20202:14.129.769.539.0
キ ー フ ァ ク タ ー
キーファクター① 前走GI組の圧倒的優位(N=16)
前走GI組:7-6-3-8/24(勝率29.2% / 複勝率66.7%)
過去10年の1〜3着馬30頭のうち、前走GI(G1相当)出走馬が16頭と最多。勝率29.2%・複勝率66.7%は前走Jpn2(勝率16.7%)・前走Jpn3(N=1・参考値)を大きく上回る。今年の出走馬ではディクテオン(東京大賞典1着)・アウトレンジ(東京大賞典3着・チャンピオンズC5着)・ホウオウルーレット(東京大賞典5着)が該当。前走GI組への信頼は揺るぎない。
キーファクター② 1番人気の複勝率90%(N=10)
1番人気:4-4-1-1/10(勝率40.0% / 複勝率90.0%)
過去10年で1番人気の複勝率90.0%は極めて高い数値だ(N=10。信頼度:通常使用可)。唯一の例外は2022年でチュウワウィザードが本命に応えた年が多い。今年の1番人気アウトレンジは川崎未経験・休み明けとリスク要因があり、2番人気ディクテオンの逆転本命は妙味の観点からも合理的だ。
キーファクター③ 東京大賞典組の連対実績(N=10)
東京大賞典→川崎記念:4-5-1-5/15(勝率26.7% / 複勝率66.7%)
前走東京大賞典(GI・12月末)からの臨戦は過去10年で15頭が出走し1〜3着計10頭と圧倒的な実績。ローテーションとしての適性が高く、約3.5ヶ月の間隔は馬体の回復と状態維持の両立に最適とみられる。今年はディクテオン(1着→川崎記念)・アウトレンジ(3着→川崎記念)・ホウオウルーレット(5着→川崎記念)が東京大賞典組に該当し、この3頭が中心になる。
買 い 目
本 命
ディクテオン
対 抗
アウトレンジ
単 穴
テンカジョウ
連 下
セラフィックコール
穴 馬
ホウオウルーレット
押さえ
ドゥラエレーデ
ワイド(マルチ)
  
三連複(マルチ)
    +保険:(穴馬保険枠)
三連単(マルチ)
本線   波乱  (本命崩れシナリオ反映)
メイン軸は◎ディクテオン(fair_odds=3.85)。overlay_ratio=1.18で市場単勝3.6倍はモデル評価より若干割安。三連複は◎から○▲△☆の手広い流しを基本とし、穴馬保険として◎-△-☆を1点追加。三連単の波乱枠(本命崩れシナリオ)は、ハイペース展開で◎が好走できなかった場合に備え○→◎→☆・▲→◎→☆を組み込んだ。◎が馬券圏外に飛ぶ展開不利シナリオとしては先行馬の逃げ残りよりも後方からの追込不発が考えられ、その場合は○アウトレンジの軸切り替えも視野に。
過 去 配 当(参 考)
単勝(平均)
~887円
馬連(平均)
~2,537円
三連複(中央値)
~1,775円
三連単(中央値)
~13,540円
最高単勝(2024)
3,710円
最高三連単(2024)
246,620円
結 論
■ 総括
本命はディクテオン。chance_score最高値(0.804)・川崎2100m実績(昨年2着)・東京大賞典制覇のGI実力・overlay_ratio=1.18の妙味を兼備する。ハイペース(fast53%)の展開予測では中後方差し型として最大の恩恵を受ける立場で、矢野貴之との信頼コンビで地力を出し切れれば勝ち負けは必至だ。対抗アウトレンジは川崎未経験が唯一の懸念で過剰人気(overlay=0.94)に要注意。単穴テンカジョウは2kg減+コース実績で混合JpnI初挑戦の壁を越えるか台風の目。穴馬ホウオウルーレットはvalue_score=0.21の最大妙味馬で、ハイペース展開の後方差し利が的中の鍵を握る。
レ ー ス 結 果・検 証
■ レース結果(終了後記入)
レース終了後、結果・配当・予想検証を記入予定
着順馬名単勝備考
1着——————
2着——————
3着——————